総合小1講義室について、第一回アンケートの回答に、下記の3件の要望が含まれていました。
第二回アンケートの回答にも下記の指摘がありました。
1については、教務課に連絡したところ、修理されましたが、学期の終わりには再び1個は動作しなくなっていました。 2と4については、電波に雑音が乗るのだと思えます。 1,2,4の問題については、将来、マイクのシステムを買い換える際に考慮に入れて下さい。 3については、どの机のことか分かりません。
割り当てられた講義室117Mは、受講者人数と比して、狭すぎるという自由記述意見が第一回、第二回を合わせて7件寄せられた。私も確かに狭いと思っている。しかし金曜2限に空いている大教室はないと聞いている。
(後日談)上記の文言を大学への報告書に含めたためのような気がするのですが、2013年度後期から広い総合大1講義室に変更されました。
微分積分Iでのアンケート結果で「達成度別クラス分けがよかった」という自由記述意見が1件だけですが初めてありました。逆に「達成度別クラス分けは良くない」という意見は、これまで一件も出たことはありません。達成度別クラス分けは成功しているという個人的な印象と合致しています。次学期以降にアンケートの追加質問を使って達成度別クラス分けの評判の詳しいデータを取ってみたいと思います。
今学期に私が実施した授業改善アンケートに対する学生からの回答には、本欄に該当する意見・要望は全く書かれていませんでした。
私自身としても、施設設備についての目ぼしい問題点はこれ迄の授業改善アンケート報告書に書き尽くしてしまい、更に、その多くに対しては改善の措置がとられましたので、現在は特に大きな問題は感じておりません。
非公開(定期試験室の割り当てについての要望)
本授業で使用した講義室(311L)は、他学科受講していた◯◯学科の学生のコメントによると、「広くて良い」そうなので、逆に考えると、◯◯学科の学生の受ける授業で通常使われる講義室は「狭いのが不満」なのだと推測されました。
本授業で使用した講義室(311L)でマイクを使うには、情報メディア工学科の学科事務室で教卓の収納棚の鍵を借りなければならないが、1限の授業では事務室が施錠されているため、マイクを使うことができない。なお、情報メディア工学科の教員は事務室の鍵を持っているが、私は学科が違うので鍵を持っていない。他の講義室では、マイクを外に出してあるところもあるので、この講義室でもそのような形態での教務課によるマイクの管理ができないものであろうか。
本授業で使用した講義室(311L)では、学生1名のコメントによると、照明の蛍光灯の光が反射するために見づらいことがあるそうである。
授業改善のためのアンケートの○×式設問に「声の聞き取り易さ」を加えることを希望する。個別に設問を追加することは現状でも可能だが、他の授業と要望度の数値を比較するためには、共通の設問であることが必要である。また、声と板書は授業の両輪なので板書について聞くなら声についても聞くのが適当と思われる。
総合大1講義室を金曜の2限に使用していましたが、マイク感度等の調節をするには教卓の蓋をあける必要があり、その蓋が毎回必ず閉まっているので、鍵を借りて返すために3階の物理工学専攻事務室まで講義の前後あわせて2往復しなければならないのが、面倒に感じました。蓋を開放しておいて支障はないと思います。
なお、壁面にマイク感度調節ボリュームスイッチがあるのですが、最も弱く設定しても、スピーカーからキンキンという音が出てしまうのでした。この壁の調節スイッチを中間くらいの強さにしたときに適当な強さの感度になるように音響システムが電源オンにされた直後の感度をうまく調節しておくことができれば、教卓の蓋をあけておく必要はありません。 第一回アンケートでは「鼓膜が破れそう」「マイクのキンキンをやめて」に類した意見が数名の受講生から寄せられました。音響機器のくせがわかるまで授業の開始時点で一度はキンキン音が出てしまうのでした。
別の講義ですが、今学期は総合小1講義室も月曜の4限に使っていましたが、ここでも、音響装置のラックの鍵が、毎回必ず締まっていて、鍵をとりにやはり3階まで2往復する必要がありました。ラックは原則として開放にする、教員は施錠しないようにという趣旨の貼り紙をすることを希望します。
また、総合小1では、マイクを充電機に投げ込んだかのような状態で、きっちりとさしこまれていないことが何度もあり、このため、マイクが充電されていないことがありました。マイクは充電状態表示灯が点灯するまできっちりと差し込んで下さいという趣旨の貼紙をすることを希望します。何十人もの人が使えばそういう使い方をする人も出てくるのは自然なことです。それに対しては貼紙をするのが最も適切な対処法だと思います。
「赤のチョークが見づらいので他の色を使って欲しい」という意見が1件あり、過去の他の先生の報告書に同じ意見があったのを思いだしました。色覚にはどの程度個人差があるのか、また、赤系統の色でも見にくい人の割合の低いような色調のチョークはないのか、教務課で調べてお教えいただくけるとありがたいです。
「マイク使用で声が大きく聞き取りやすいのが良い」という意見があり、これは、逆に、声が聞き取りにくいのでマイクを使って欲しいような講義もあるということを示唆していると推察しました。全教員にできるだけマイクを使用するよう呼びかけるとよいと思います。
「黒板が4つあって写しやすい」「板書がちゃんと順序付けられているのがよい」という意見があり、これは、黒板に1〜4の番号を書いて、その順に板書してゆくことを良いと言っているのだと思われます。教員自身が黒板のどの面に書くかの順番を間違えて乱さないため、また、学生がどの順に写せばよいか迷わないために、黒板の隅に番号を書くのはよいことだと思います。なお、板書量をかなり少なくしても、授業中ずっと黒板をノートに写すだけで精一杯の学生はいますので、そういう学生に「内容を理解すれば写す順はわかるはず」と言って済ますわけにはいきません。
また逆に言えば、221M講義室のように1面しか黒板のない講義室は、設備として非常に劣っていると思いました。221M講義室は、黒板だけだも変えられないものでしょうか。
特にありませんが、私の意見として、教員からの改善意見もここに記入してもらうのがよいと思います。たとえば、 「教室の蛍光灯が切れているなど施設に不備のある場合は、所属学科の教室事務を通じて適当な事務部署に連絡することを、全教員に徹底する」 ことが望ましいと今学期、私は思いました。というのは、ある講義室の蛍光灯が2ヶ月くらい切れたままになっていたのですが、あるとき教室事務の事務職員と話をしていてその件に触れたところ、すぐに連絡を取ってくれて、蛍光灯は交換されたのでした。2ヶ月間もの間放置されたのは、その間に十数名もの教員が何のアクションもとらなかったからですが、おそらく、どの先生も、どうしらたよいか知らないので、面倒に巻き込まれて時間を浪費することになると恐れていたからではないでしょうか。
回答にあった本授業の良いところのなかに 「宿題が提出しなくてよいので自分の書きたいところ(決めたノートなど)に書いてよい」 というのがありました。 提出したあとも見直して活用したいと思うまじめな学生のために、 提出物が返却されたあと整理して活用しやすいような提出形態を考え出せば、 学生に喜んでもらえそうだと思いました。 なお、その授業では私は、提出させずにランダムに学生を指名して黒板に書かせていたのですが、 その方法では代替できない場合も多いので、 私のやり方がよいと言うのではありません。
132Lなどの二重窓の講義室は、 外気が入る状態であっても2枚のガラスが重なっていると学生が気づかないことが多く、 窓を閉めずにエアコンを掛けていることがよくあります。 教員が講義始めにぐるりと窓際を回って確認する必要があります。
「その他意見要望」欄に「休みが少ない」と書いた者がありましたが、これは休講に対する補講がない講義も存在しているという意味か、あるいは、どの講義もおしなべて休講がないという意味のどちらでしょうか、興味が湧きました。
自由記述意見に「マイクで声が聞き取りやすい」というのがありましたが、その裏の意味を解釈すると、「マイクを使ってくれないので声が聞き取りにくい」という不満をその学生が抱いている授業が他にあるように思えます。
板書では、書く黒板の順番を決め、消すときは古いものから消すようにしましょう。
4面のパネルからなる黒板に1〜4の番号を書いておき、その順番に板書を進めていますが、このことが毎回のアンケートで必ず良い点として挙げられます。学生は、どの順に写してよいかわからなくなることがあるのでしょう。
良かった点として、「マイクを使う点」という回答が一件ありましたが、同様の意見がほとんど毎学期あります。マイクを使って欲しいと学生に思われている講義が少なからずあるからこのような意見が出るのだと思います。