最終更新日: 2016/2/24 , To 応用数学III Top Page , To 田嶋担当講義資料 Top Page

2015年度 後期 応用数学III 授業改善アンケート報告中の学生への回答の部分

昨年度迄は本授業での宿題は、出題した次の回の授業の冒頭に学生を指名して黒板に答を書いてもらい、指名された学生についてのみ成績評価に反映させていましたが、今学期は第1回のアンケートで「宿題をレポート提出にかえてくれ」という要望が数名からあったため、その次の授業で学生の希望を挙手で調べたところレポートを望むものが半数程度あったので、その後8回レポートを出題しました。

その結果として、レポート出題した問題は定期試験でも出来がよかったので、うまく行ったようです。以前、学期に1回だけ中間レポートと称してまとめて出題していたときは、定期試験で再出題しても手つかずの学生が多いので残念でしたが、宿題として細めに出題すると、定期試験で手つかずの学生が減ることもわかりました。そこで、来年度以降も宿題をレポートとして出題することを継続したいと思います。

第2回アンケートの自由記述に、中間レポートないし中間試験の復活を望む声が1名ありましたが、どちらも、望ましくない結果になる(中間レポートは丸写しで乗りきろうとする、中間試験で成績がよいと重要な後半の学習を放棄する)ので、復活しないでおきます。それらを実施する代わりに、宿題レポートの処理に教員としての手間を掛けたいと思います。

また、「学生の意見聴取はきちんと投票にせよ」というような抗議が1名ありましたが、学生の半数程度の意見に私の意見もそれなりの重みで加えたら、こういう結論になるのだと思って下さい。

学生からの自由記述意見では、配布資料を初回にまとめて配ると整理・管理しやすいので好ましいという意見があったので、今後も続けたいと思います。

改善を求める意見では、第2回アンケートに板書への不満が増え、板書の文字が小さい(5名)、文字が薄い(3名)、量が多い(1名)、丁寧に字を書け(1名)とありました。(1人が複数の指摘を連発なさることがよくあります。)ただし、第2回アンケートを実施した頃は、概ね配布資料に印字されたことの説明ばかりをしており、そのために配布資料に印字された数式を黒板に書き写して説明していたので、「資料にあるので書き写す必要はありません」という断りをときどき入れていたのを聞き逃した学生がそう言っているのではないか、とも考えられます。

他に、特定の文字が判別し難いという具体的なご助言が1名からありましたが、今後の改善の参考となりますので、ありがたいと思いました。


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