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最終更新日: 2012/4/2
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2011年度 後期 微分積分II(c) 授業改善アンケート報告中の学生への回答の部分
この授業では、これまでになく多数の自由記述が寄せられました。良かった点・
改善すべき点・その他 として書かれた意見の総数は、第一回アンケートではそ
れぞれ 35, 8, 1件、第二回アンケートでは 19, 5, 0件でした。この意見の多
さは達成度別(c)クラスの特徴なのでしょう。いただいた意見は全て良い参考と
なりました。
確実に改善できたことは、第一回アンケートで寄せられた「マイクを使え」と
いう意見に対し、AOラックの鍵を複製して私と居室の近い教員約10名で共有
することを始めたことです。これまでは、講義前に鍵を借りに学科事務室に寄
る時間的余裕がないときは鍵を持たず、従ってマイクを使わずに講義をしてい
ました。今学期になって鍵を複製して共有したことにより、必ず鍵を持って授
業にのぞむようになり、以後毎回マイクを使って授業をすることができました。
以下で第一回アンケートで寄せられたその他の改善意見に順次答えます。
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- 「授業中に自分で問題を解く時間が欲しい」
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説明の時間が必要なので今以上に長い時間を割くことはできません。宿題を家
で解くことで代わりとして下さい。
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「指名の基準が分からない」
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当てられる順番が予測できないということだと思いますが、宿題に取り組む動
機を高めるため、わざと予測できないように心がけて当てています。
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「板書の文字を大きく、きれいに、見やすく」
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逆に見やすいという意見のほうが多いので、何と比較するかで、見やすいとも
見にくいとも言えるのでしょう。今後も見やすい板書を目指して精進したいと
思います。
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「前回までのように板書をメインにして欲しい」
「先生が一人で突っ走って学生は理解できないことがある」
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配布プリントを参照することで板書を簡略化して説明をスピードアップした部
分を指して言っていると思います。授業には、易しく理解できることだけでな
く、難しいことも含まれるのが通常であり、全部を理解できなくても良いと考
えるようにしてください。一言でも理解できないことを聞くと不安になる、と
いう気持ちを抑えてもらうため、難しい事項の説明を始める前に、「これから
説明することは難しいので理解できなくても心配なく、後で説明する具体的な
問題を解けるようになれば充分である」という旨の前口上をもっと強調して言
うようにしたいと思います。
次に第二回アンケートで寄せられた改善意見に答えます。
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「授業の始めに前回の復習をして欲しい」
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今後なるべくそうしたいと思います。
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「黒板の板書を消すのが速い」
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これは、消す順番を間違えたときのことを言っているのだと思います。今後間
違えないように心を配りたいと思います。
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「宿題を当てるのでなく提出する形式にして欲しい」
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レポートは他人の答を写したものが多いので手間の割に教育効果が低いと思い
ます。特にこの授業で扱うような基礎的な問題は、短時間の小テストで解答を
作成することが可能なので、レポート提出を課すのでなく、「宿題の問題の類
題を小テストで出題すること」を将来(c),(d)クラスを担当するときに試してみ
ます。
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「もっとわかりやすく、ていねいに説明せよ」
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逆に「わかりやすい」という意見が多数寄せられていますので、授業全体の水
準を今より落としてまで説明を丁寧にするべきではないと考えます。しかし、
具体的にどの事項の説明を改善すべきを書いてもらえれば、その事項に絞って
説明を詳しくするという対応を取る余地はあります。具体的にどの学習事項の
説明が改善を要するかを意見に書いて下さい。
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